LaTeX 箇条書き

 

数式を特定の位置で揃えて書きます

 複数行に分けた数式を特定の位置で揃えたいときは \begin{align*}\end{align*} で囲み、& で揃えたい位置を指定します。たとえば

\[\begin{align*}
(x-1)(x-2)(x-3)&=(x^2-3x+2)(x-3)\\[6pt]
&=x^3-3x^2-3x^2+9x+2x-6\\[6pt]
&=x^3-6x^2+11x-6
\end{align*}\]

と記述すると
 
\[\begin{align*}(x-1)(x-2)(x-3)&=(x^2-3x+2)(x-3)\\[6pt]
&=x^3-3x^2-3x^2+9x+2x-6\\[6pt]
&=x^3-6x^2+11x-6\end{align*}\]
と表示されます。この例では等号のところで数式を揃えてあります。どこにも & を入れなかった場合には全ての式が中央寄せで表示されることになります。\\[6pt] は 6pt の幅を開けて改行するというコードで、この部分は好みに応じて調整してください。

数式番号の表示と非表示

 上の例で \begin{align*}\end{align*} の * は数式番号を非表示にするためのものです。ただし MathJax の設定で自動ナンバリングが有効になっていないと * を外しても数式に番号は振られません。各行の数式に好きな番号(あるいは記号)を自分で指定したい場合には改行前に \tag{} を添えます。たとえば

\[\begin{align}
f(x)&=ax^3+bx^2+cx+d \tag{A}\\[6pt]
f'(x)&=3ax^2+2bx+c \tag{B}\\[6pt]
f''(x)&=6ax+2b \tag{C}
\end{align}\]

と記述すると
 
\[\begin{align}f(x)&=ax^3+bx^2+cx+d \tag{A}\\[6pt]
f'(x)&=3ax^2+2bx+c \tag{B}\\[6pt]
f''(x)&=6ax+2b \tag{C}\end{align}\]
というように各行の末尾に (A), (B), (C) が表示されます。
 

場合分けを複数行で記述します

 場合分けを複数行で記述するときは amsmath パッケージの cases 環境を使用します。

\[f(x)=\begin{cases}
-x & (x \lt 0)\\
x & (x \geq 0)
\end{cases}\]

と書くと ......
 
\[f(x)=\begin{cases}-x & (x \lt 0)\\
x & (x \geq 0)\end{cases}\]
というように表示されます。 & で値と条件に分割しています。array 環境で記述することもできます。

\[f(x)=\left\{
\begin{array}{l}
-x & (x \lt 0)\\
x & (x \geq 0)
\end{array}
\right.\]

と書けば先ほどと同じように
 
\[f(x)=\left\{\begin{array}{l}-x & (x \lt 0)\\
x & (x \geq 0)\end{array}\right.\]
と表示されます。行列表式を用いることもできます。たとえば

\[\mathrm{sgn}x=\left\{\begin{matrix}
1\quad (x \gt 0)\\
0\quad (x=0)\\
-1\quad (x \lt 0)
\end{matrix}\right.\]

と記述すると ......
 
\[\mathrm{sgn}x=\left\{\begin{matrix}1\quad (x \gt 0)\\
0\quad (x=0)\\ -1\quad (x \lt 0)\end{matrix}\right.\]
というように符号関数 sgn が表示されます。複数行にわたる数式部分を \begin{matrix}\end{matrix} で囲んで、さらにその左側に \left\{ を書きます。右側には「何も囲わない」ことを指定するために \right. を添えておきます。

 ≫ LaTex 数式の書き方

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