LaTeX 数式を括弧で囲みます

 ≫ LaTeX 入門書で美しい数式の書き方を学びましょう

小括弧、中括弧、大括弧 (paren, brace, brackets)

 数式でよく使用される小括弧 ( ) や大括弧 [ ] などは、そのまま記述できます。ただし中括弧 { } については "\{\}" と入力します。

 小括弧、中括弧、大括弧を使った数式の記述例:

y=[\{(x+a)^2+b\}^2+c]
\[y=[\{(x+a)^2+b\}^2+c]\]

 

アングルブラケット (Angle bracket)

 アングルブラケット $\langle\:\rangle$ の記述には \langle\rangle を使います。

 アングルブラケットを使った数式の記述例(量子力学における運動量の期待値):

\left\langle \vec{p}\right\rangle=\int_{-\infty}^{\infty}\psi^*(k,t)\hbar k\psi(k,t)dk
\[\left\langle \vec{p}\right\rangle=\int_{-\infty}^{\infty}\psi^*(k,t)\hbar k\psi(k,t)dk\]

 

縦線、2重縦線 (Pipeline, Parallel)

 縦線は \mid , 2重縦線は \parallel を使用します。

 縦線と2重縦線を使った数式の記述例(シュワルツの不等式):

\mid (\vec{x},\vec{y})\mid\leq\parallel \vec{x}\parallel+\parallel \vec{y}\parallel
\[\mid (\vec{x},\vec{y})\mid\leq\parallel \vec{x}\parallel+\parallel \vec{y}\parallel\]

 

床関数記号と天井関数記号 (Floor, Ceil)

 床関数記号 $\lfloor\:\rfloor$ は \lfloor\rfloor を用います。
 また天井関数記号 $\lceil\:\rceil$ は \lceil\rceil を用います。

 床関数記号を使った数式の記述例:

\lfloor x\rfloor+\lfloor y\rfloor\leq\lfloor x+y\rfloor
\[\lfloor x\rfloor+\lfloor y\rfloor\leq\lfloor x+y\rfloor\]

 

数式に合わせて括弧の大きさを自動調整します

 たとえば分数で表された数式を括弧で閉じたいときに、単に小括弧で閉じると
 
\[y=(1+\frac{1}{x})^2\]
というようになって、括弧のサイズが合っていないことがわかります。こうした場合には数式の縦幅に応じてサイズを自動調整するために \left(\right) で囲みます。たとえば

y=\left( 1+\frac{1}{x}\right)^2

と記述すれば、
 
\[y=\left( 1+\frac{1}{x}\right)^2\]
と表示されます。他の種類の括弧の場合も同じように書けばサイズを調整します。

 中括弧のサイズを自動調整:

f(x,y)=\left\{\frac{xy}{(x+y)^2}\right\}
\[f(x,y)=\left\{\frac{xy}{(x+y)^2}\right\}\]

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