Microsoft が Excel に Python を搭載を検討?



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≫ 挑戦問題 PS-19 が入りました。

 昨年末に、米国の Microsoft が Excel に Python を搭載する かどうかを検討するためにアンケートを実施していると発表しました。この記事を書いている段階ではまだ未確定ですが、私としては、Excel と Python の統合にとても大きな期待を寄せています。そしてこれがもし実現すれば、世間に与えるインパクトは計り知れないものになると思っています。

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Python は生産効率を大幅に向上させます

 Python は人工知能(機械学習・深層学習)の開発にも用いられる、現在最も強力なプログラミング言語のひとつです。Google や YouTube も Python で構築されています。そして Java などに比べると文法がやさしくてコードが短くて済むのが特徴で、初心者にも学びやすい言語です。そのことが Python でシステム開発する企業にとって人員の節約や開発時間の短縮といった生産コストの大幅な削減につながっています。
 

環境構築の手間がなくなります

 一方で Excel はご存知のように、その扱いやすさから広く普及し、世界中に膨大なユーザー数を抱える表計算ソフトです。Excel を制御する VBA は本職のエンジニアではない事務職の方々が業務の効率化のために使っているので、その潜在的なユーザー数は相当数にのぼると思われます。しかも PC に標準搭載されている Office にパッケージとして含まれているので、環境構築の手間も全くかかりません。

 現在の Python は環境構築がとても面倒なのです。身をもって実感しました。あちこちググって自力でなんとかしなくてはならないのが実情です。しかし、仮に Python が Excel とパッケージになって世界中に配布されることになれば、多くの人が手軽に Python に触れるようになります。そうなれば、プログラミング言語の勢力図を大きく塗り替えることになるでしょう。現在圧倒的なシェアをもつ言語である Java を逆転するようなこともあるかもしれません。

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