数えるということ(数学の曙)



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≫ 挑戦問題 PS-19 が入りました。

日数や家畜、硬貨を数えます

 太古から モノを数える という行為は人類の営みに不可欠だったはずです。狩猟採集生活で共同体を養うには、得た食料を人数分で分け合って「あと何日もつか」ということを考えなくてはなりません。牧畜生活を送るなら、たくさんの羊や牛を数えなくてはなりません。農耕生活では植え付けや収穫の時期を定めるために暦を記録する必要がありました。貿易活動に従事するなら、売上を記録するために最低でも足し算の知識は必須となるでしょう。

 人の年齢を数えることは直接生死には関わらないかもしれませんが、やはり成人の時期を知ることは多くの文化圏で重要なことだったはずです。

 単に生きるために必要だからというだけでなく、「夜空に輝く星はいくつあるのか」というような知的好奇心で数えていた人もたくさんいるはずです。

 バビロニア、エジプト、ギリシャ ...... 世界中のあらゆる文明の遺跡から

1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 .....

に相当する文字(数字)が見つかっています。そこから有理数や無理数などへ拡張するかどうかは文明によって異なりますが、自然数は人類が共通して持ち続けた財産なのかもしれません。

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