角度の測り方(度数法と弧度法)
図のように、任意の半径の円周上に動点
基準線
となり、これは直角と呼ばれます。同様に
となります。
下図のように単位円(半径
そして任意の円周上の点
円周の長さは
となります。円を 2 等分すれば半円の中心角は
となり、 四等分したときの扇形の中心角(すなわち直角)は
と表せます。一般に円周を
によって表されます。
弧度法で表された角度は半円を基準に考えると、大きさのイメージをつかむことができます。たとえば
弧長
の関係があります。つまり
というような関係があります。また
というような変換対応になっています。
任意の半径
となります。よって半径
と計算できます。三角関数などでは角度に正負の符号をつける場合もあります。点
たとえば上図の例では反時計回りに測ると
によって
【Excel】DEGREES 関数
Excel の DEGREES 関数はラジアンで表された角度を受け取って、度数法の角度に変換します。1ラジアンが度数法で何度なのかを確認してみましょう。セルに
=DEGREES(1)
と入力すると、57.29577951 が返ります。1 ラジアンは 60°弱ぐらいに覚えておくと感覚を掴みやすいです。さきほどの説明の復習も兼ねて、
=DEGREES(PI())
と入力します。もちろん、戻り値は 180 ですね。
=DEGREES(PI()/4)
と入力すると、45 が返ってきます。数値計算上の細かい話をすると、PI() 関数は円周率の 15 桁の近似値に過ぎないので、本来なら DEGREES(PI()) や DEGREES(PI()/4) がきれいな整数値を返すことはなく、若干の誤差を伴うはずです。しかし、Excel は PI() の特定分割値を DEGREES() に渡したときに整数値を返すように内部処理してくれます。
【Excel】RADIANS 関数
Excel の RADIANS 関数は度数法で表された角度を受け取って、ラジアンの角度に変換します。たとえば、
=RADIANS(180)
と入力すると、3.14159265358979 が返ります。これは PI 関数が返す円周率の近似値と同じ値です。実際、
=RADIANS(180)-PI()
と入力すると 0 を返します。同様に、
=RADIANS(90)
は 1.57079632679490 となりますが、これも PI()/2 と同じ値です。
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