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算数問題に挑戦!

算数問題に挑戦してみましょう!

小学校 5 年生ぐらいの算数の知識があれば解ける算数問題を揃えてあります。
でも算数と思って侮るなかれ。それなりに難しい問題を揃えてあります。大人の皆さんも頭の体操に解いてみてください。

解けた方は解答をコメントでお寄せいただけると嬉しいです。こちらが思いもよらなかったような鮮やかな解答手順などもあるかもしれません。「こんな解き方見つけたよ!」というコメントをお待ちしています。コメント送信欄はちょっとわかりづらいのですが、問題が載った記事のずーっと下にスクロールしたところにあります。このメニューページにはありません。

算数にはまた数学と違った独特の難しさがあります。基本的に方程式や不等式などを使えないことになっているので、別の手段を探してこなければなりません。そして多くの問題において有効な手段となりうるのは図を描いてイメージを掴むということです。「算数においては読解力がとても大切である」と良く言われます。これはまさにその通りなのです。特に数学よりも算数のほうが読解力を要求されます。たとえば数学において「y=f(x) の接線を求めて x軸との交点を求めなさい」というような問題で出題者の意図を読み違えることはまずないでしょう。数学は記号で抽象化されているところが多いので、慣れてくると、(あまり褒められたことではありませんけど)惰性で斜め読みすることもできたりします。しかし算数の問題では、たとえば【問題20】を例にとると

 こばとちゃんとかばねちゃんがジグソーパズルを作ることにしました。仮にこばとちゃんだけで作ると完成まで 8 日かかり、かばねちゃんだけで作ると 6 日かかります。 2 羽で一緒に作ると何日で完成しますか。

となると「んん?」と首を傾げてしまいます。けっこう頭に負荷がかかります(ちなみに上の問題の解答はこちらです)。

そもそも文章というのは、横並びの記号に色々な情報を詰め込んでいるので、必ずしも状況の把握に適しているとはいえないのです。そこで、算数における読解力とは、こうした文章を「解読」し、図に描いて状況を明らかにするということなのです。ビジュアル化することで量と量の関係を直感的に把握できるようになり、初めて具体的な計算に取りかかれます。ここまでの作業が算数で7割を占めているといっても良いでしょう。算数では答えを得るための計算式自体はとてもやさしい場合がほとんどですから。とはいえ最初から模範解答にあるような図を描く必要はありません。何でもいいからとにかく描いてみる、それでダメだったら、描いた図を少し修正してみる、こういう試行錯誤を繰り返しているうちに、不思議とその問題が何を問うているのかわかるようになってくるのです。そして何より、こういう作業をいとわずに「楽しい!」と思えることが最良の算数上達法です。皆さんもめいっぱいに手を動かして、頭を動かして算数を楽しんでください!