中実方陣と中空方陣
正方形に並べた碁石を数えるような問題を方陣算といいます。方陣という名称は戦場で兵士を四角形に並べた陣立てに由来します。方陣は大まかに分けると2種類あって、中までぎっしり詰まった並び方を中実方陣 、中を取り除いた並び方を中空方陣とよびます。まず最初に簡単な数列を使って方陣算の一般法則を確認しておきます。
中実方陣と中空方陣は簡単な法則で結びついています。下の図を見てください。
中実方陣に並んだ碁石の数は
たとえば、上の図にあるように、一辺
となっています。これを一般的な数式で書くと、一辺
という簡単な形で表せます。
となって、確かに上の図とぴったり合っていますね。
これを「一辺の個数が1つ増えると、全体で4つ増える」と覚えておいてもよいかもしれません。また、中空方陣の石は次のような枠でくくって数えても同じ式が現れます。
この例では
算数では基本的にこのような数え方をします。
【例題01】中空方陣
【解答1】図のような仕切りを作ります。1つの仕切りに
【解答2】一辺
を解いて
【例題02】中実方陣
ある数の碁石を正方形(中実方陣)の形に並べようとしたところ、
【解答】余った
変則方陣
ここまでは基本的な方陣を見てきましたが、変則的なバージョンもいくつかあります。たとえば周囲を二列で囲んだ中実方陣です。
上図のように数え方は
と求めることもできます。「周囲
【例題03】俵算
右図では二辺に等しく
【解答】 まず一辺が
で計算できるということです。すると
と表せます。
となります。このような数え方を「俵算」とよびます。
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