フーリエ変換
周期
とフーリエ級数展開できます。ここで
とおくと、
という表式が得られます。
となります。これをフーリエ積分公式とよびます。そして
とおけば、
と表すことができます。変数
となります。つまり
という表式もよく用いられます。より簡略的に
と表すこともあります。
単一矩形波のフーリエ変換
例として
をフーリエ変換してみます。
定義にしたがって
となります。
原点でピーク 1 をとり左右に減衰しています。これは
フーリエ変換の基本性質
以下にフーリエ変換の基本的性質を載せておきます。いずれも定義にしたがって簡単に導けるので証明は省略します。
① 共役関数の変換
② 重ね合わせの原理
③ 尺度変換
④ 対称性
⑤ 周波数シフト
⑥ 時間軸移動
工学・物理学等への応用で分かりやすいように、⑤ と ⑥ では変数
フーリエ変換の微分
を
となります。これは
となることを表しています。
となります。
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