旅人算(追いかけ算と出会い算)
複数の歩行者や車、列車などが同時に動く設定で、速度や追いつくまでの時間を求めるのが旅人算(追いかけ算と出会い算)です。中学入試や公務員試験でお馴染みのタイプの問題ですね。中にはかなり複雑な状況を設定している場合もありますが、いずれにしても基本となるのは「相対速度」という考え方です。とにかく「片方には止まっていてもらう」ことにすると、状況がずっとシンプルになります。
追いかけ算
速度の異なる物体が同じ方向に進むような問題設定を 追いかけ算 とよびます。簡単な例として下の図のように、
で同時にスタートする場合を考えてみます。図中で
立ち止まっている人から見れば、この2つはどちらも動いているのですが、
すなわち
出会い算
物体同士が互いに逆向きに移動して出会う地点などを問うのが 出会い算 です。
で同時にスタートし、お互いが出会うまでの時間を計算してみます。
この場合は
すなわち 2 時間ということになります。
円周を巡る旅人算
人や車が円周に沿って回るという状況設定の問題も定番です。たとえば次のような問題を考えてみます。
最初に
上の左図は問題の設定をそのまま書き表したもので、これを相対速度で置き換えると、右図のように
両辺を
となります。次は
この場合も
両辺を
(1) と (2) を解いて
それぞれ
となります。
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出合い算の「この場合はBが止まっていて、Aが時速10+5=5kmでBに向かって行くと考えます。」の文に訂正箇所がございます
Aが時速10+5=5kmで~→Aが時速10+5=15kmで~
ありがとうございます。
記事は修正しておきました。