【Excel】平方根(ルート)の計算方法
Excel で実数の平方根を求めるときは、SQRT関数を使って計算します。たとえば、
=SQRT(11)
と入力すると、
ベキ乗演算子「^」を使って平方根を得ることもできます。たとえば、
=11^0.5
によって計算できます(戻り値は 3.316625)。数値のべき乗を返す POWER 関数の第 2 引数に 0.5 または 1/2 を渡して平方根を計算させることもできます。たとえば、
=POWER(120, 0.5)
と入力します(戻り値は 10.95445)。
負数あるいは複素数の平方根は IMSQRT関数を使って計算します。たとえば、
=IMSQRT(-19)
と記述します。戻り値は「2.67014915289084E-16+4.35889894354067i」となります。
=IMSQRT("2+3i")
によって計算できます。戻り値は「1.67414922803554+0.895977476129838i」です。あるいは、複素数のベキ乗演算関数 IMPOWER の第 2 引数に 0.5 を渡して
=IMPOWER("2+3i", 0.5)
と記述することもできます。
平方根同士の加減乗除
平方根の和
=SQRT(5)+SQRT(7)
を入力します。またはキャレットを使って
5^0.5+7^0.5
と記述します (計算結果は 4.881819)。
平方根の積 (掛け算) は
と計算できるので、最初に
=SQRT(29*143)
としたほうが数式が見やすくてすっきりします。べき乗演算子を使う場合は
=(29*143)^0.5
と記述します (戻り値は 64.39720)。
平方根の除算 (割り算) も、
のように計算できるので、たとえば
を計算する場合は
=SQRT(812/33)
と入力します。または、べき乗演算子を使って
=(812/33)^0.5
と入力します (戻り値は 4.96045)。
二重根号を含む数式の計算方法
平方根の中に平方根が入っているような計算を行なう場合、SQRT 関数をネストして使います(ネストとは関数を入れ子にするという意味です)。たとえば、
のような数式を、Excel では
=SQRT(3+2*SQRT(11))
と記述して計算させます (計算結果は 3.10375)。
負数の平方根を含む計算
記事の冒頭でも解説したように、負数の平方根は虚数となるので、たとえば
のような計算をしようと思って、「=IMSQRT(-5)+SQRT(2)」と入力しても #VALUE! エラーとなります。負数の平方根を含む足し算を実行するときには、必ず IMSUM 関数を使ってください。上の数式は
=IMSUM(IMSQRT(-5), SQRT(2))
によって計算できます。戻り値は「1.4142135623731+2.23606797749979i」となります。同じように、負数の平方根を含む引き算、掛け算、割り算はそれぞれ IMSUB, IMPRODUCT, IMDIV 関数を使います。
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