【Excel】余弦定理の解析
三角比を学び始めると比較的早い段階で正弦定理と余弦定理を習うと思いますが、それだけ応用範囲が広く使い勝手の良い定理なのです。今回は余弦定理の意味を微積分を用いて探ってみたいと思います。
余弦定理は上図にあるように、三角形のある頂点の向かいにある辺の長さ L は頂点をはさむ辺の長さ a, b によって
と表せるというものです。いわば(直角三角形に用いる)ピタゴラスの定理(三平方の定理)の一般バージョンです。実際、
辺の長さを固定して余弦定理を考えます
さて、ここでちょっとこんなことを考えてみます。下図のように二辺が
すると最後には三角形は潰れてしまって、
辺の長さが増加する様子を Excel のグラフで確認してみます。
の形で両辺を
が得られます。Excel でグラフを描いてみると …
角度が非常に小さい時には、角度 +1[rad] に対して対辺の長さも +1 という割合で急増します。角度が開いていくにしたがって増加率は減少し、
角度を固定して余弦定理を考えます
今度は
公式 (1) で
という式が得られます。グラフは次のようになります。
今度は辺の長さ
グラフではちょうど
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自分が気になっている内容の答えがここに書かれていたような気がします。ありがとうございます。
ありがとうございます。
数学の定理や公式は少し極端な状況に適用してみると、その本質が見えることがあります。