【算数問題16】ワールドカップで優勝するまでの試合数
サッカーのワールドカップ に出場するのは全部で 32 チームです。この 32 チームは 4 チームごとに 8 つの組に分かれて総当たりの グループリーグを戦うことになります。そして各組の上位 2 チームが一発勝負の決勝トーナメントに進むことになります。また、ベスト 4 に勝ち残ったチームは準決勝で敗れても 3 位決定戦があります。
(1) あるチームがワールドカップで優勝するためには合計で 何試合 戦うことになりますか?
(2) ワールドカップで行われる 全試合数 を求めてください。
【ヒント】実際にトーナメント表を書いて確認してみてください。
2 チームなら 1 試合
4 チームなら 2 試合
8 チームなら 3 試合
16 チームなら 4 試合
としてもすぐに分かりますね。答えはグループリーグの試合数と合わせて
3 + 4 = 7 試合
となります。
(2) まず各グループリーグの試合数を計算します。A, B, C, D が同じ組にいたとすると、総当たりでは
A vs B, C vs D
のような試合が 3 回行われるので、全部で 6 試合ですね。 8 グループ全てについて足し合わせると
8 × 6 = 48
試合となります。決勝トーナメントについては数え上げても答えが出ますけど、上からピラミッド式に倍々にして決勝戦は 1 試合、準決勝は 2 試合というように加えていけば
1 + 2 + 4 + 8 = 15
となり、これに 3 位決定戦の 1 試合を加えて 16 試合が決勝トーナメントにおける全試合数となります。ワールドカップでは
48 + 16 = 64 試合
が行われることになります。
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