食塩の量が多すぎたので水を 100g 足しました

 今回もまた 20 年ぐらい昔の「家庭教師こばとちゃんと生徒のマリちゃん」の理科の授業の1場面から。

問題23 食塩の量が多すぎたので水を 100g 足しました

「今日はまず 30 % の食塩水を作ってみましょー。300 g の水に食塩を …… 」
 こばとちゃんは水と塩の量を指示しますが、
「あ! 間違えましたよー! 食塩の量が多すぎましたねー」
 こばとちゃんは指示を間違えたことに気づいて
「水を 100g 足してくださいなー。それで 30 % になるはずですよー」
と言いました。マリちゃんは呆れながらも水を足すと、ちゃんと 30 % の食塩水が出来上がりました。こばとちゃんは間違えて何グラムの塩を入れるように指示したのでしょう?

問題22 のヒント(比の考え方を優先します)

 濃度計算の問題を見ると反射的に濃度の公式が思い浮かぶ人も多いと思いますが、そういう公式は「最後の手段」ぐらいに思っていたほうが柔軟に対応できます。「比の考え方」を優先しましょう。あと今回の問題はこばとちゃんのせいで状況がばたついているので、こちらも情報が混乱しがちですが、冷静に考えると簡単な問題であることに気づくと思います。

解答23(食塩の量は変わっていません)

 こばとちゃんは間違いに気づいて 300g の水に 100g を足して 400g とし、それが 30 % の食塩水となりました。ここで濃度の公式を使いたい気持ちになりますけど、慌てずに「 100g あたりいくらかな?」と考えます。

水 100g  食塩 30g

というようになっています。これを 400g あたりで考えればいいので、それぞれを 4 倍してみると

水 400g  食塩 120g

となります。食塩の量は変わっていない はずですから、120g がそのまま答えとなります。

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