【AG22】2接点の間の距離を求めます
図のように原点を中心とした半径
【ヒント】何となく直感で作ってみた問題です。ほとんどが数学Ⅰの内容です。最後のところで数学Ⅲで習う極限の概念を少し使いますが、数学Ⅲを未履修の人も、あまり難しく考えずに問題文で説明されているように計算してください。
【解答】直線の方程式を
とおきます。半径
ですから、(1) を代入すると
円と直線は接するのは、この方程式が重解をもつとき、すなわち判別式
式を整理すると
したがって、
と表せます(
であり、
となります。ここに
のように
となります。
となります。つまり
【AG23】虚数解と実数解を2つずつもちます
四次方程式
【ヒント】「虚数解
【解答】虚数解の1つを
とおけます。展開して整理すると
となるので、実部と虚部をそれぞれ
となって、
となります。ここで
と計算できるので、解と係数の関係より
となります。求める四次方程式は実数解をもつので、
と因数分解できるはずです。右辺を展開すると
となるので、両辺の係数を比べて
と決まります。よって求める四次方程式は
となります。
【AG24】三元三次連立方程式
次の方程式を解いて
【ヒント】解と係数の関係 を使うと楽です。
【解答】いずれにしろ最高次数が
の値が必要となります。
と展開できるので、
を得ることができます。残るは
となりますね(忘れた人はここで公式を確認してくださいね … なんて偉そうなことを言いながら、私も度忘れしてたけど)。
が成立します(当たり前です)。何でわざわざこんな式を3つも作ったのかというと、この3式を辺々足し合わせると
これに与えられた方程式
を代入すると
の解であることが判明しました。
したがって、
というように
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