数学公式集

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サイクロイド曲線の方程式・弧長・面積

サイクロイド曲線(擺線)半径 a の円が定直線上を滑らないで転がるとき、この回転円の定点 P が描く曲線の軌跡を サイクロイド曲線(cycloid) あるいは擺線(はいせん) とよびます。サイクロイド曲線はトロコイド(余擺線)とよば...
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アステロイド曲線

アステロイド曲線アステロイド曲線(asteroid)はギリシア語の「星のような形」に由来する図形で、星芒形あるいは星形ともよばれます。また4つの尖点を持つことから、四尖点形(tetracuspid)の名称でよばれることもあります。アステロイ...
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素数の原始根

素数の原始根位数について復習しておきます。位数とは \ となるような最小の正整数 k であり、 \ と表しました。ここで素数 p についてはフェルマーの小定理 \ が成り立っています。このとき、もし p1 が上の合同式を満たす...
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位数(order)

新しい章に入りました。今回からは位数や原始根について調べていきます。 位数の定義ak7 で割ったときの余りを並べた表を再掲します。 フェルマーの小定理によれば、 \ が成り立ちます(表では 1 が並んでいます)が、もちろ...
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フェルマーの小定理

フェルマーの小定理7 を法とする整数 a のベキ乗、すなわち \ なる x を計算して表に並べてみます。 k6 のところで 1 が揃っています。つまり \ が成り立っているということです。前回学んだオイラーの定...
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既約剰余系

既約剰余系m を法とする剰余系の1つを \ とします。この集合の要素の中から m と互いに素であるものだけを集めた集合を m を法とする 既約剰余系 といいます。オイラーの関数 φ(m) は既約剰余系の要素の個数...
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メビウス関数(Mobius function)

メビウス関数の定義任意の自然数 n の約数すべてにわたって和をとったときに 0 になるような関数 f(n) があれば、数論にとって非常に有用な関数となります。1831 年、メビウスの輪で有名なドイツの数学者メビウス(August...
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オイラー関数

今回は数論の中でも極めて重要な役割を担うオイラー関数(オイラーのφ関数)について解説します。 オイラー関数(オイラーのφ関数)【定義D3】正整数 n と互いに素な n 以下の正整数の個数を φ(n) と書き、これを...